男性ホルモン
男性ホルモンは、AGA(男性型脱毛症)の原因となります。
通常、男性ホルモンは、思春期以降に胸毛やヒゲなどの発毛を促しますが、頭髪に関しては全く逆に作用します。
簡単に言えば、頭部の毛乳頭は、身体の他の部位の毛乳頭と違って、男性ホルモンの刺激に対し「脱毛・抜け毛」の指示を送ります。
同じ頭部でも、側頭部や後頭部の毛乳頭は、脱毛の指示を強く出しません。一方、頭頂部や前頭部(M字・生え際)の毛乳頭は、強く脱毛の指示を送ります。
このように、毛乳頭は場所ごとに異なる指令を出すのですが、その原因はいまだに未解明のままです。
男性ホルモンが抜け毛を引き起こすしくみ
- 男性ホルモンのTS(テストステロン)が、5αリダクターゼという変換酵素の働きを受ける。
- 結果、DHT(デヒドロテストステロン)というホルモンに変換される。
- このDHT(デヒドロテストステロン)が毛乳頭に働きかけ、毛母細胞を萎縮させる。
- 結果、①髪の成長期の短縮化、②毛包のミニチュア化、③硬毛の軟毛化が起こり、脱毛が促進される。
男性ホルモンの抑制
病院のAGA治療でも用いられるフィナステリド剤の服用が最適です。フィナステリド剤には、プロペシアやフィンペシアなどがあります。
フィナステリドには、脱毛の原因となるDHTを産出する変換酵素『5α-リダクターゼ』を直接抑制する効果 があります。
ただし、医薬品であり、若干の副作用が懸念されることや、女性は使用できないことなどのデメリットが存在しています。
プロペシアなどを服用する際は、医療用の脱毛治療薬である塩化カルプロニウムを配合したアロビックス液と併用すると、さらに理想的な抜け毛の抑制が期待できます。
現在では、他にも、『5α-リダクターゼ』を抑制するための育毛サプリメントが出てきています。
代表的な商品は、『5α-R』です。成分がノコギリヤシ(ソーパルメット)などの天然成分であり、副作用がなくプロペシアに近い抜け毛防止効果が見込めます。
プロペシア | |||
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有効成分フィナステリドを含有した「飲む育毛剤」。世界60ヶ国以上で売られており、最強の発毛剤の呼び名をほしいままにしています。国内の皮膚科のAGA治療で用いられるのもこのプロペシアです。 |
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¥10,000~ | 30錠~ | ![]() |
5α-R(ファイブ・アルファ・アール) | |||
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ノコギリヤシを始めとした、抜け毛の原因である5α-リダクターゼを直接抑制する成分をバランス良く配合したヘアメディカルの育毛サプリメント。抜け毛対策用の育毛サプリでは国内でも最大級の人気を誇っています。 |
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