石鹸系シャンプーの効果と特徴

石鹸系シャンプーは、文字通り、石鹸をベースにしたシャンプーで、主成分は脂肪酸カリウム(石けん)、これは弱アルカリ性です。
石鹸の歴史は5000年前にもさかのぼり、古代より安全性が確かめられ、人々の生活のなかで愛用されてきました。
添加剤は少なく、刺激も弱いですが、適度な洗浄力があることから、CM系の石油系シャンプーを使うよりも良いという理由で、育毛のために石鹸シャンプーを用いる方も多くおられます。
以下に、石鹸シャンプーのメリットとデメリットを見ていきます。
石鹸シャンプーのメリット
- 自然派で刺激が少なく、頭皮に優しい。
- 洗浄力が適度に強い(主に皮脂の分泌が多い人向け)。
- 髪が芯から丈夫になる。
- 洗髪後の爽快感が、合成のシャンプーよりも上回っている。
石鹸シャンプーのデメリット
- 石鹸がかなり残留しやすい。
- 界面活性剤と同じくらいに脂分を取り去ってしまう。
- 石鹸特有の殺菌作用が、弱った頭皮に危険な場合がある。
- 洗髪後のリンスで、薄毛をさらに進行させる可能性がある。
- 洗髪後、髪がアルカリ性に傾くため、手触りが悪く、キシミやごわつきが激しい。
- 泡立ちが悪い。
石鹸シャンプーは、実際は扱いが難しく、頭皮が弱っている方の場合、育毛において逆効果をきたしている場合が多々見受けられます。
また、洗髪後、弱アルカリ性になった髪の毛の表面を中和するために、クエン酸やお酢を使用したリンスをする必要があるため、少し面倒なのも難点です。→クエン酸リンスの作り方
石鹸シャンプーの選び方

石鹸シャンプーとひとえに言っても、複合石鹸である場合もあるので注意が必要です。
複合石鹸とは、石鹸と合成界面活性剤を混ぜたもので、純石鹸分が、界面活性剤中70%以上のもの言います。
育毛のために石鹸シャンプーを使う場合、純粋な石鹸シャンプーを選びましょう。
具体的には、純粋な石鹸シャンプーであれば、成分には石けん素地、またはカリ石けん素地の表示がありますので、ここをチェックするようにしてください。
また、無添加石鹸という表記にも注意が必要です。
通常、無添加石鹸とは、石鹸以外の界面活性剤が何も含まれていない純粋な石鹸のことを言いますが、ときどき、旧指定成分の無添加という意味で「無添加石鹸」の名を語る商品があります。
旧指定成分とは、2001年3月まで国によって表示が義務づけられていた指定成分で、旧厚生省が指定したアレルギーや皮膚障害を起こす可能性の高い成分のことを言います。
よって、育毛には逆効果をもたらしますので、この点にも注意してください。
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