育毛剤の効果と選び方
育毛剤にはさまざまな目的別の成分が含まれているため、自分の症状に合った効果の観点から選択する必要があります。
また、似たような効果を持つ育毛剤を複数使ってもあまり意味がないため、重複効果を避けることが重要です。しかし、実際のところ、市販の育毛剤にはさまざまな成分が含有されているため、一つの育毛剤が一つの効果だけを持つということはほとんどありません。
そのため、買いたい育毛剤がどの目的を持つ成分を含んでいるのかを把握していることが重要なことです。ただし、育毛剤同士の重複効果はあまり意味がありませんが、異なる育毛製品であれば効果はより高まると言われています。
たとえば、抜け毛防止効果のある育毛剤と育毛シャンプー、育毛サプリメントを同時に使用すると効果的であり、多くの方がそのようにしています。
では、以下に育毛製品の効果を一つずつ見ていきましょう。
育毛剤の種類と効果の一覧
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 抹消血管拡張剤 |
頭皮の血行促進 |
塩化カルプロニウム・苦参(クジン)エキス・セファランチン・センブリエキス・ニコチン酸ベンジル・ニンジンエキス・ビタミンE・トウガラシチンキ・ショウガエキス・メントール・ハッカ油など |
育毛剤の多くがこのタイプ。頭皮の毛細血管を拡張することで血流量を増やし、これが毛乳頭への栄養補給を多くします。結果、育毛が促進されます。
ただし、タバコの喫煙は血管を縮小し、育毛剤と逆の効果をもたらしますので、育毛剤を使用するならば禁煙することが望ましいです。⇒効果的な禁煙グッズ |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 男性ホルモン抑制剤 |
脱毛の原因 |
エチニルエストラジオール、スピロノラクトン、オキセンドロン、ジエチルスチルベストロール、冬虫夏草エキス、フラボステロン、ホップエキス、エストラジオールなど |
髪の製造工場である毛母細胞を阻害する男性ホルモンを抑制することで脱毛を直接防ぎ、それにより正常な育毛を促進します。育毛サプリメントにこのタイプは多く、特にファイブ・アルファ・アールが有名です。 |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 栄養補給剤 |
細胞の活性化
ビタミン不足の補給 |
ビタミンA・B2・B6・亜鉛・アセチルメチオニン・イノシトール・塩酸ピリドキシン・システィン・セリンなど |
主にビタミンなどの栄養分を補給することで、毛母細胞に直接働きかけ、細胞の活性力を高めます。 |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 抗脂漏剤 |
皮脂分泌抑制
脱毛抑制
|
イオウ・チオキソロン・ビタミンB6・カシュウなど |
過剰な皮脂の分泌が、フケやかゆみを頭皮に引き起こしています。これを抑制することで、脱毛を防ぎ、本来の自然な育毛を促します。育毛シャンプーのスカルプDはこのタイプです。 |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 保湿剤 |
乾燥したフケの角質軟化と水分保持 |
アルテア抽出液・アロエ抽出液・イチョウ葉エキス・オトギリソウエキス・海藻エキス・キトフィルマー・キナエキス・ゼニアオイエキス・ピロリドンカルボン酸ナトリウム・グリセリン・ピロリドンカルボン酸・ヒアルロン酸など |
保湿タイプは女性向けの育毛剤によく見られます。育毛剤では黄金樹、育毛シャンプーでは ラサーナの製品が保湿効果を持つ育毛剤の代表格です。 |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 止痒・消炎剤 |
かゆみ予防 |
塩酸ジフェンヒドラミン・グリチルレチン酸など |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 頭皮代謝活性化剤 |
皮膚呼吸関連酵素の活性化 |
パントテント酸・クロロフィル・ヒノキチオールなど |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 殺菌剤 |
皮脂を栄養とする微生物の活動抑制 |
塩酸クロルヘキシジン・四級アンモニウム塩・感光素など |
| 種類 |
効果 |
成分 |
| 角質溶解剤 |
角質を膨潤させフケ予防 |
サリチル酸・レゾルシン・乳酸など |
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