プロスカーの効果と副作用

プロスカー

プロスカーとは、フィナステリドを含有した前立腺治療薬で、プロペシアと同様、メルク社製です。

フィナステリドが、1錠あたり5mg含まれているのが特徴です。

通常、プロペシアやフィンペシアなどは、1錠あたり1mgですので、プロスカーを服用する場合は、錠剤カッター（ピルカッター）を用いて、1錠を4分割～5分割します。

ただし、1錠を4～5分割することが難しいという点、そして、分割することによって関係のない周囲の人間（家族など）に誤って摂取される恐れがあるという点を覚えておかなければなりません。

特に、妊娠中の女性がフィナステリドを服用すると、胎児に重篤な危険ないし障害を与える可能性がありますので、取り扱いには十分注意してください。

プロスカーの有効成分はフィナステリドであるため、効果はほとんどプロペシアと同等です。

具体的には、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロン（DHT）を産出する変換酵素である５αリダクターゼを抑制する作用を持ちます。

これにより、脱毛は抑制され、頭頂部の薄毛や抜け毛の改善が期待できます。

副作用もまた、プロペシアと同様のものが考えられます。

具体的に、性欲減退や性機能障害、胃部不快感、頭痛、腹痛、頻尿などといったものが挙げられます。

また、プロペシアと同様、未成年および女性の服用はできません。妊婦の方などは、手で触れることもいけませんので注意してください。