フィンカーとは
フィンカーとは、インドのシプラ(Cipla)社が販売する飲むタイプの育毛剤で、アメリカのメルク社が開発した前立腺治療薬『プロスカー』のジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品ですので、フィンカーにおけるフィナステリドの含有率は、プロスカーと同等の1錠あたり5mgで、プロスカーと同等の育毛効果が期待できます。
また、ジェネリック版ということで、プロスカーよりも安価で購入できるのがフィンカーのメリットとなっています。
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日本や欧米諸国では、新薬が開発されると、その新薬の特許期間が満了するまで、他メーカーが同成分の医薬品を販売することができません。しかし、インドなど一部の国では、成分の特許制度を認めていないため、新薬の成分特許期間が切れる前に、同成分の医薬品(ジェネリック医薬品)を販売することができるのです。 |
フィンカーの育毛効果
有効成分がフィナステリドですので、AGA(男性型脱毛症)の薄毛に効果を発揮します。頭頂部および生え際(M字)の薄毛に効果が期待できます。
フィナステライドは、脱毛の原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」を産出する変換酵素「5αリダクターゼ」を直接抑制する効果を持ちます。
これにより、血中のジヒドロテストステロン濃度が低下し、薄毛が進行している箇所の抜け毛の抑制および発毛促進が期待できます。
フィンカーの危険と副作用
フィンカーは、女性の使用が禁止されています。特に、妊娠中の女性がフィンカーを服用すると、胎児に重篤な副作用を引き起こしますので大変危険です。
また、ここが重要なのですが、フィンカーやプロスカーというものは、通常のプロペシアと違い、1錠あたり5mgのフィナステリドが含有されています。
そのため、フィンカーやプロスカーを服用する際は、一般的に、錠剤カッター(ピルカッター)を用いて1錠を4分割~5分割します。そうでないと強すぎるのです。
しかしながら、副作用の危険を持つ錠剤というものは、通常、中身の成分が拡散しないようなコーティングが施されています。にもかかわらず、ピルカッターで分割してしまうと、コーティングが破られ、有効成分が外へ出てしまいます。
妻や妊娠中の女性と同居している男性の方がこうした行為を不用意に行うと、誤って女性の皮膚に触れたりして、大変なことになります。そのため、フィンカーなど、副作用の危険を持つ錠剤を分割することは可能なかぎり避けなければなりません。
フィンカーの飲み方
これまで説明してきた通り、フィンカーは通常のプロペシアが1錠あたり1mgであるのに対し、1錠あたり5mgです。
そのため、普通フィンカーを服用する際は1錠を4分割~5分割します。
しかし、他の方へ与える影響を考えると、分割行為は危険ですので、当サイトでは、プロスカーやフィンカーをあまりおすすめしておりません。
1錠あたり1mgで、分割せずにそのまま服用できる本家のフィナステリド、つまりプロペシアがおすすめです。もちろん、プロペシアのジェネリック医薬品であるフィンペシアでもかまいません。
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