ホホバオイルとは

ホホバオイルとは、砂漠や乾燥地帯に自生するホホバという木の実から抽出した天然のオイルのことです。
天然の馬油もそうですが、ホホバオイルもまた、人間の皮膚が吸収しやすく、皮膚にしなやかさやなめらかさを与えます。
古来より、インディアンからは「砂漠の宝物」と呼ばれ重宝がられてきました。(参考:インディアンシャンプー)
このホホバオイルを頭皮に塗布することで、頭皮の余計な皮脂を抑えることもでき、これによりフケやかゆみの防止、ひいては毛髪の成長を促す効果まで期待できるとされています。
ホホバオイルの二つの育毛効果
ホホバオイルで頭皮マッサージを行うことで、基本的に以下の二つの効果が得られます。
1.皮脂の除去
毛穴に古い皮脂が詰まることで、フケ症や頭皮の炎症・にきび、脂漏性脱毛症などが引き起こされます。
薄毛の人は、すでにヘアサイクルが乱れている可能性が高いため、皮脂を自然に除去する能力が低いです。手洗いによる普通の洗髪では容易に毛穴の奥の皮脂を落とせませんが、脂は他の油によって落とすことができるため、ここでホホバオイルが有効になってきます。
また、ホホバオイルは、洗髪後の皮脂についても適度なレベルまで抑制してくれます。
通常、洗髪後には、洗髪によって失われた皮脂を補給するため、頭皮の皮脂腺から新たな皮脂が分泌されます。
この量が多いと、過剰皮脂ということで脱毛症の原因となりますが、洗髪後に頭皮にホホバオイルを塗布することで、頭皮の皮脂腺に「もう余計な皮脂を分泌しないでいいですよ」とのメッセージを送ることができます。
分子構造が人間の皮脂とそっくりなホホバオイルだからこそできることなのです。
2.毛髪の修復
ホホバオイルは、高級一不飽和脂肪酸と高級一不飽和アルコールのエステルから構成された、とても珍しい植物性液状ワックスです。
この液状ワックスが、毛髪の一本一本をコーティングし、髪をつややか且つなめらかにし、痛んだ箇所を修復してくれます。
他の植物のオイルにはこのような効果が見られないため、昨今、ホホバオイルを配合したシャンプーが人気となっています。
ホホバオイルの正しい使い方
育毛の用途でホホバオイルを用いる場合、一般的に、洗髪前と洗髪後の2回に分けてホホバオイルを頭皮に塗布します。
1.洗髪前
洗髪前にホホバオイルを塗ることで、毛穴の奥に詰まっている皮脂を除去することができます。これにより、育毛のための洗髪がより効果的になります。
具体的には、洗髪の20分ほど前にホホバオイルを頭皮全体に塗布します。
一片にたくさんつけず、手のひらに少しずつホホバオイルを取り、気になる箇所を中心に、軽くマッサージするかたちで伸ばしていきます。
蒸しタオルや、ケアナチュラルなどの育毛グッズを頭皮に装着し、固まった皮脂が溶けるまでの約20分間、お湯につかります。その後に洗髪です。
※なお、蒸しタオルは、水で濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジでチンするとできあがります。
2.洗髪後
洗髪後にホホバオイルを塗布することで、皮脂の過剰分泌を抑え、毛髪のコーティングを行います。
ただし、洗髪後は手で直接塗布しません。洗面器にお湯をはり、そこにホホバオイルを数滴垂らします。軽くかきまぜた後、お湯ごと頭からかぶるか、洗面器に頭をつけて軽く動かします。
しかし、一つ問題があります。ホホバオイルは皮脂と同じ働きを持つため、洗髪後に塗布する育毛剤の効果を相殺してしまいます。
したがって、育毛剤と併用する場合は、洗髪後にホホバオイルを塗布する前に、育毛剤を塗布してください。
育毛剤が浸透するまで1~2時間待つとして、その後に、ホホバオイルを上記の方法で塗布してください。
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