女子男性型脱毛症
女子男性型脱毛症とは、男性の薄毛に多く見られる男性型脱毛症(AGA)とよく似た抜け方をする女性の脱毛症のことです。
加齢に伴い、前額部や頭頂部からしだいに薄くなっていくのが特徴です。前頭部では生え際の後退や左右のそり込みの拡大が見られ、頭頂部ではつむじ周囲の脱毛が見られます。
ただし、女性ホルモンは皮脂分泌を抑制する作用が強いため、男性のAGAほど極端な脱毛は見られません。
増える女子男性型脱毛症
女子男性型脱毛症は、女性の脱毛症のなかで最も多いと言われています。
最近の研究によると、米国では、女性の2割が女子男性型脱毛症になるとの結果がでています。
年代別の有病率を見てみると、20代で3%、30-40代で16%、50-60代で24%、70代で28%、80代で32%となっており、加齢に従い女子男性型脱毛症の発症率が高まることが分かっています。
ただし、近年では、20代や30代の女子男性型脱毛症が急激に増えており、10代で深刻な薄毛に悩む女性も増えています。
女子男性型脱毛症の原因
比較的高齢に方に見られてきた従来の女子男性型脱毛症の場合、原因は、女性ホルモンの減少による男性ホルモンの優位にあると言われてきました。
加齢に伴い、女性の卵巣機能は低下し、これにより女性ホルモンは減少します。結果として、男性ホルモンが強調されることとなり、更年期を境に女子男性型脱毛症を発症する場合が多かったのです。
しかし、近年顕著に見られる発症年齢の低下の原因は分かっていません。他に考えられる主な原因として、まずは女性の社会進出に伴うストレスの増加、そしてダイエットなどから来る栄養不足です。
また、女性特有の低血圧や冷え性、貧血症なども、薄毛の原因になりやすいものです。
女子男性型脱毛症の対策
男性の場合、通常、男性型脱毛症にはDHTを抑制するプロペシア(フィナステリド)などの飲む育毛剤の服用が対策となります。
しかし女性には、フィナステリドなどの抗アンドロゲン剤が禁止されているため、女子男性型脱毛症の抜け毛対策としては、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンE、亜鉛など、髪に必須の栄養素を十分に摂取することが重要となってきます。
この場合、野菜や果物を中心とした食生活に加え、定期的に育毛サプリメントを摂取していくようにします。女性の栄養補給の場合、イーストかHattoが理想的です。
また、ストレスの負担がなるだけないような生活を心がけることが、同じくらい重要になります。ストレスが大きく関係しているこのような脱毛症の場合は、ストレスの少ない環境作りが出来ていないと、本当の意味で改善することはできませんので、一度じっくり現在の生活環境を見直してみてください。
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